HOME>都電の町で昭和を味わう>都電の町で昭和を味わう

胃袋と心を満たす、昔ながらの気っぷの良さ

東京の東北部に位置する荒川区は昔から町工場が多く、日本の産業を支えてきました。今ではオシャレなカフェや本格フレンチの店も増えましたが、日常的にはやはり、チューハイで一日の澱を洗い流し、胃がはち切れんばかりに米粒を頬張りたいのです。東京メトロ日比谷線南千住駅近くにある大坪屋は、昭和の下町風情を残した大衆酒場です。紺地に白く店名を染め抜いたのれんをくぐり、コの字型のカウンターへ向かいます。一見満席に見えるときでも、常連さん達がさりげなく席を詰めてくれることもあるようです。店の看板である女将さんに元祖ともいわれる強炭酸のチューハイをお願いして、料理を選びます。煮込みにマグロぶつ・下町のスタミナ源どぜうの柳川、どれもB級と言い切るには申し訳ない出来栄えですが、親しみのある懐かしい味とリーズナブルなお値段は確実にB級の真骨頂、仕事の疲れも吹っ飛びます。近年では若者の支持を獲得し、住民も増えた荒川区。底なしの胃袋もしっかりサポートします。デカ盛りで人気の光栄軒は、都営都電荒川線の荒川二丁目駅の近くです。基本はチャーハンで有名な中華店ですが、オムライスやカツカレーもボリュームはもちろん、最後まで手の止まらない家庭的な味です。アルコール類を頼むとイカフライや豚肉あんかけなど、その時々のがっつりしたお通しが付きます。お客に「おいしかった」と言われるのが何よりも嬉しいご主人の、その気持ちもご馳走のひとつです。

詳細を読む